今回の記事は設定狙い初心者向けの記事となります!中級者以上の皆さんは思うところ多々あるかと思いますが、生暖かく見守っていてください!

みなさんこんにちは!さばかん(@saba_slot)です!楽しくスロット打っていますか?
さて、今回はいつもとは趣きを変えて、
「誰も教えてくれないスロット6号機時代を勝ち残る設定狙い思考【基礎編】」
と題してコラムを書いていければと思います。仰々しいですが、ただの設定狙い講座ですね。()
まず、僕自身はスロット歴15年くらいで、いわゆる4号機ストック全盛期時代からのスロッターなのですが、最近ふと気づきました。
「今、ここ10年で設定狙いが一番簡単な時期なんじゃない?」
と。厳密に言うと、
「設定狙いのハードルがここ10年で最も下がっているんじゃない?」
と。「設定狙い=スロット上級者のもの」というイメージがあるかもしれませんが、僕は今の時代ではそうは思いません。
むしろ、
初心者でも手を出せる高期待値獲得に最も適した方法
だと思います。
僕自身のスロット力が上がったのももちろんありますが、それにしてもここ1,2年は高設定を打っている時間が明らかに増えています。これは理由があるだろうな、ということで、感覚的には把握していますが、今回コラムにすることで言語化と共有をしていければと思います。
色々なスロブロガーの方も書かれているテーマですが、僕なりに噛み砕いてお伝えしていきますね。
今、設定狙いが簡単な理由

さて、そもそもなぜ今設定狙いが熱いのか。
まず大大大前提で、
高設定を使っているホールがある
ということです。いくらメーカーが設定を作ったとて、運用するホールがないとどうしようもないですからね。
ではなぜホールは高設定を使うのでしょうか?これにはいくつか理由があります。
6号機主体のラインナップ
6号機は誤爆と呼ばれる大量差枚が発生しづらくなっています。これはスロット6号機における下記の規則が影響しています。
・長期出玉規制=17,500Gでの機械割上限115%
・短期(400G)=220%
・短中期(1600G)=150%
・中期(6000G)=126%
・有利区間の設定に加え、有利区間は1,500Gor2,400枚以上獲得で終了
めちゃくちゃざっくりいうと、
「高設定は確実に出る。ただし、爆裂することは稀」
「低設定は瞬間的に2,400枚を獲得することはできるが、大事故は絶対に起きない」
ということです。つまり6号機が主体になると、これまでホールで見かけていた、
偶然の大量出玉が起きなくなるのです。
やはりパチンコやスロットの魅力といえば出玉です。これまでは一度の出玉は青天井でしたが、ついに上限が設けられてしまいました。要するに、
設定1ばっかりでほっといたら出玉アピールが出来なくなってしまった
のです。
ホールの淘汰が進んでいる

基本的にホール経営は稼働ありきです。売上が立たないことには利益も取れません。これはどのビジネスでも共通しています。そして、客商売とはパイの取り合い=陣取り合戦でもあります。
※読まなくていい余談です。パイの大きさは本当に客商売において正義です。かつてのテレビ、そして現代のスマホゲームは最たるものだと思います。興味のある方はスマホゲーム会社のIRを見てみてください。1枚○万円のイラストで恐ろしい売上と利益を上げていますから。とはいえ楽な商売ではもちろんなく、恐ろしい規模の制作・宣伝費が投下されています…!
これまでは5号機では誤爆があったり、射倖性の高い機種があったので、お客さん(特にライトユーザー)が勝手に期待してお金を入れてくれていました。その稼働があったので売上が立ってホールも経営できていましたが、今はお客さんの知識も向上し、台自体も爆裂しなくなったので、稼働=売上が落ちています。さらに、スロット人口減少=パイ自体が縮小しているのでのんびりしてると頑張っているホールにお客さんを奪われてしまいます。
そうなった時に売上を立てたい、たくさんのお客さんに来てほしいホールは、旧イベント日や媒体取材を利用して出玉アピールを行います。要は出玉のパワーゲームでホール間競争をするんですね。その間は我々ユーザーは勝ちやすい状況になります。(最近だとスロット以外ではPayPayなど電子マネーの競争が分かりやすいですね)
ここで上の項目の理由に戻りますが、稼働マジックと呼ばれる大量稼働による誤爆で出玉感をアピールすることができないので、自然と高設定を使わざるを得ない状況になります。
メーカーが設定示唆演出を盛り込むようになった

ここまで述べてきた理由を察したメーカーは、ホールが直接のお客さんなので、ホールが扱いやすいように=ホールが買いたくなるように台を作ります。せっかく高設定を使っても気づかれなければ意味がありません。設定の開示も今では禁止されています。となると、
演出として設定を見せちゃえ
となり、各メーカーが設定示唆演出を盛り込むようになりました。
これにより僕たち打ち手にとっても、これまでより分かりやすく設定推測が出来るようになったのです。しかも現実的な確率で示唆演出が出るので、ホールとしても逆に高設定を使わざるを得ない環境になっています。
この設定示唆演出ですが、ここがめちゃくちゃ大事だと思っています。スロットの設定において、推定と確定では雲泥の差があります。いわゆる「こぜ6」ではダメなのです。ただ、シンプルに、「設定6」でなければいけないのです。
スロットはギャンブルではなく、あくまで確率との戯れでしかありません。確率である以上、誤差が生まれ、打ち手に高設定or低設定を誤認させます。
設定狙いが難しいと言われる所以の一つは、この「誤差による設定の誤認」です。このまぎれが今の時代では減ってきているのです。
理由まとめ
ここまで、「なぜ今高設定が使われているか」についてお伝えしてきました。僕としては、スロットをギャンブルではなく、ホール・メーカーの立場からビジネスとして考える視点を持ってもらえれば一気に視野が変わると思って書いてきました。
僕たちは運任せで勝った負けたをしているわけではなく、メーカーとホールと他のお客さんの環境要因の中で、勝つべくして勝ち、負けるべくして負けているだけなのです。
設定狙いの方法
やっと本題になります。ここからは設定狙いの具体的な手順についてお伝えできればと思います。
ホール選定編 高設定を使っているホールを探そう
すでに書いていますが「高設定を使っているホール」がないことには、僕たちは高設定を打つことが出来ません。それではどのようにして高設定を使っているホールを見つければいいのでしょうか。
イベント日にホールに行こう

ごくシンプルです。旧イベント日・媒体取材日に朝イチからホールに行ってみましょう。厳密にはホールに行かなくてもサイトセブンやDMMでのデータ開示サービスで出玉感を把握することが出来ますが、やはり現場に行くのが一番です。
面倒ですか?
であれば残念ですが、ここでブラウザを閉じましょう。趣味としてのスロットとの向き合いも正解です。むしろそれが本来あるべき姿です。
さて、
「いつがイベント日か分からない」
という方は、
「ホール名 旧イベント日」
で検索してみましょう。何かしらの情報が出てくるはずです。もしくは、
・ホールナビ

こちらのサイトを見てみましょう。媒体取材日含め掲載されています。ただ、あまり星の数はあてにしすぎない方がいいです。自分の目で見て判断すること、これがとても大事です。
チェックポイント
まずは、
朝一の並び人数を確認
しましょう。なおこの記事は入場順は抽選を前提に書いています。これは、
・イベントの期待度・信頼度
・自分が参加した際の候補台選定
に役立ちます。これで2,30人程度だと信頼度が怪しくなりますが、2桁後半から3桁を超えてくると第一段階はクリアになります。
※ただし!二桁前半だからといってすぐに見切るのはNGです!もしかしたら穴場店かもしれません。なお、僕のマイホは数ヶ月前まで二桁中盤なのにこのあとお伝えする設定状況のよい穴場店でした。そういうお店を見つけられると最強になります。
ホールに高設定があるか見極めよう
さて、実際にホールに入ってからの行動になります。次は、
21時頃まで待ちます。
「朝一から行ったのに!」という声もありそうですが、はい、完璧を求めないのであればここからでも大丈夫です。ハイエナをするなり、ディスクアップを打つなりして過ごして待てば期待値はマイナスではありませんよ!
夜の21時頃になればもう結果は出ています。特に6号機はかなり設定に素直に出てくれるので一から十まで挙動を見ていなくてもデータからある程度推測できます。
それでは主要機種のチェックポイントをお伝えします。細かい判別要素はありますが、「各機種名 設定差」で検索して把握しておくとよいでしょう。下記はあくまで目安です。スロット上級者の皆様、ちゃちゃいれしないでくださいね!(懇願)
・Re:ゼロから始める異世界生活

AT初当たり確率が1/600より良く、小刻みに右肩上がりしている台は4以上濃厚です。1/500を切ってくると6の可能性も十分あります!
・北斗の拳天昇

リゼロ同様、AT初当たり確率1/600を目安にしてください。綺麗な右肩上がりで2,000枚以上出ている台は4以上濃厚です。
また、データランプや台の小窓データをチェックし、激闘ボーナス初当たりに対し、ATが1/2前後で当選しているかも重要です。
激闘ボーナスを3スルー以上(ただし、1回目と2回目の激闘ボーナスにかかったG数の合算が400G未満の時は除外)していないかもとても大事です。
・劇場版魔法少女まどか★マギカ[新編]叛逆の物語

こちらも綺麗に右肩上がりで2,000枚以上出ている台は4以上濃厚です。また、履歴を必ず見てください。0or1G以外でAT(大体どこのホールもRBにカウントされています)に4回以上突入していれば、4以上の確率が一層高まります。
そのホールが行く価値があるホールか見極めよう
これらの条件に合致する台はありましたか?
あったからと言って「よし!じゃあこのホールで決まり!」となるのは尚早かつ非常に危険です!高設定狙いに必要なのは、
「高設定を使っているホール」
ではなく、厳密には、
「高設定を高配分で使っているホール」
になります。先ほどの項目で高設定らしき台を確認したと思いますが、大事なのはここからです。
その高設定台は何分の1で入っていますか?
具体的な判断ラインは下記です。
・リゼロ/北斗の拳天昇
1/4以上で投入
・まどマギ叛逆
1/3以上で投入
※この時に、シマ全体で低・中・高設定のような形で並び順で全台メモしておくとベストです。後日の台選びに活きてきます。
なぜここをチェックするのでしょうか。
もちろん高設定に座れるかどうかが重要なのですが、要は、
朝イチから参加した時にしっかりとプラス期待値の行動を取れるか
ということが高設定狙いでは非常に重要になります。ここについては、
・高設定に座る確率
・判別にかかる投資金額
・高設定獲得時の期待値
が関係してきます。このあたりは細かい数字の話になるので省きますが、上記の配分を満たしていれば十分にクリアできていますのでご安心ください。
上記の配分以下の場合、お店の傾向を掴めていない限りは参加することはやめておいた方がよいでしょう。分母+1くらいであればまだプラス期待値かとは思いますが、それでも辛いと思いますのでオススメはしません…。
ただ、上手い人=ホールの傾向が読めていて適切に設定判別をして押し引き出来る人になってくると分母+1,2でも十分に攻めていくことができます。
最後に
ここまでをクリアしたホールを探したあなた!おめでとうございます!
これで晴れて設定狙いの「入り口」に立ちました!
今度は「まだ入り口なんかい!」という声が読者様から聞こえてきそうですが、ここまでが本当に大事なのです。ここまでが全てとさえ言えます。
このあとは、
・入場前の候補台選定
・朝一でのホールでの行動
・打ち出してからの設定判別と押し引き
・周囲の状況確認
が必要になってきます。今回は【基礎編】として、設定狙いの8割を占めると言っていいホール選びについて書かせていただきました。
今回の記事の反応がよかったり、需要があれば、【実践編】として取り上げた3機種を中心に「具体的にどう動けばよいか」について書いていければと思います。
次の記事まで待てない!という方もご安心ください。設定差をしっかり把握して臨めば、ホール選びさえ間違っていなければ2〜3回で結果は出るはずです。そうでなくとも設定狙いをする上で大事な「手ごたえ」を感じることが出来るでしょう。
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最後の最後におすすめスロットブログ
設定狙いをしていく上で大事なことの一つは、数字上の判別要素やホールの強さもありますが、
打感
も重要だと個人的には思っています。これは、例えばジャグラーで「REGめっちゃくるから6」といったものではなく、高設定特有の、
いい意味での違和感
とも言いかえられるかと思います。納得していただける方もいるかと。しかしなかなか実機で高設定を打つ機会はありません…。そんな時は実践ブログや動画を見ることをおすすめいたします!
そして、ブログですと圧倒的に、「スロッターズ サガ」さんが高設定狙いの参考になります。
■スロッターズ サガ
色々とスロットブログがある中でガチ感は随一かと。実践内容もですが、考察も面白く、例えばリゼロの4or6の挙動の違いなど「そう!それ知りたい!」ということも切り込んでくれています!
他にも楽しいブログはたくさんありますが、高設定狙いをしたい方はこちらのブログを読んでみることをオススメします!
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