みなさんこんにちは!さばかん(@saba_slot)です!
思った以上に長くなってしまいましたが、やっとこさこれで最後になります。話が長い!
【前回の記事(うつとの蜜月編)】

【前々回の記事(僕の自己紹介編)】

前回、前々回と更新させていただいて、思ったより反応をいただいて驚いています。読んでいただいた方、ありがとうございます。
ネットで主観と経験に基づいた自分の考えを発信すること、特に前回のような内容は今まさに当事者の方にとってはどうなのかなといまだに思っていますし、何かを言うことは何かを言わないことと似ていて、うまく書けないと知らない間に読んだ方を行間で傷つけてしまうな、とも思います。
それでもやっぱりささやかではありますが、言わないよりはいいかなと思うので書いていければと思います。
読まれた方、意図せず不快な思いをさせてしまっていたらすいません。
「心が病むなんて弱い人だから自分は大丈夫だ!」という方、全然いいと思います。元気であればそれでいいんです。でもほんの少しだけ、自分と周りの人に一瞬だけ注意深くなってもらえると嬉しいです。
あなただけに教える秘密の儲け話(ネタです)
要はですね…、会社に縛られるとうつになってしまいますし、ストレスフリーで自由に稼ごうという話です!僕は考え方を変えて自由になりました!ここまで読んでいただいたあなただけにこっそりお教えしますね。特別ですよ?
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っていう流れだと面白いんですが、あいにく僕はそういうのはやっていません笑
本題に入る前に、こういう話も増えそうなんで念の為書いておきます。特に学生くらいの若い方へ。
この後世界的な不況になるのは間違いないんですが、そういう時こそうまい話がボコボコ出てきます。Twitterで海を見ながら美味しそうなご飯を食べてる人がいて、ちょっと気になって連絡したら喫茶店にいって話しましょう、みたいなこともあると思います。なんかすごい小綺麗なカッコしてパーマしたお兄さんが、個人マンション投資とかの話をしはじめるはずです。なぜかお姉さんがあなたの隣に(以下略)
その話、絶対やめておきましょうね。
そんないい話、個人レベルで若い人に商談するわけがありません。投資は総じて大企業が財力いかしてぶん回してますし、隙間部分も中小やベンチャーが細かく拾ってます。うまい話なんてきやしませんよ。詐欺、ダメ、絶対。
今回のテーマ
閑話休題。今は皆さんご存知の状況で、日本全国であらゆる人がとてもストレスフルな環境にいます。
・外に出られない
・外で好きなことが出来ない(スロットとか、あと、スロットとか)
・慣れないリモートワーク
・リモートワークでは仕事にならず現場稼働を余儀なくされる
・家族と折り合い悪くて長く家にいるのが気まずい
・ひとり暮らしで寂しい
・収入が減って不安
・求職していたのにストップしてしまった
・就労・保育・通学・補償など国・自治体の対応が不明瞭
などなど…、ストレス要因は上げればキリがありません。
緊急事態宣言からもうすぐ1週間ですが、すでに色々とストレスがかかっている人も多いのではないでしょうか。この状態が最低でも残り3週間ちょっと続きます。地方においてはタイムラグを伴いながら広がっていくでしょう。
僕個人の考えなのですが、これってかなり精神的にキツいと思っています。前回の記事で書いた僕のように、国全体がうつになりやすい状況になっているなと。
今回は、自分を守ろう、そして大事な人を守りましょう、という話です。
ひょっとしたら説教くさいかもしれませんが、もう結構おじさんなんで許してください。
一個だけかなり主観の話
ひとつ言わせてください。医療関係者・公務員・政治家・物流・インフラなど、最前線でリスクと向き合いながら戦ってくれている方のストレスは、僕を含めた一般人の比ではないです。ベストを尽くしている彼らに最高級の感謝と尊敬をおくりたいです。そしてベストを尽くさない行政や政治家には然るべき経路で正しく訴えましょう。Twitterやヤフコメで散らばって叩くのは愚の骨頂です。
自分のために出来ること、みんなのために出来ること、無駄なくやっていきたいものです。僕も重々気をつけます。
うつになる前に予防しよう
一番言いたいことはこれです。前回の記事をおさらいすると、
・うつは心の病気ではなく、脳と神経の病気
・誰でもなる可能性がある病気
・抗うつ薬はヤバい薬
・断薬は地獄
ということです。うつの発症の原因は、
生活習慣が悪化することでのセロトニン不足
です。事前に原因をたたいていきましょう。
その前にうつになるとどれだけめんどくさいことになるかをお話しておきます。
うつになるデメリット
うつになるとあらゆるデメリットがあります。ほんの少しのメリットもありましたが、それはこの項目の最後に書きます。
飲んでいる間の副作用がキツい
前回の記事で書かせていただきましたが、抗うつ薬、そして自然と同時に処方されるケースが多い睡眠導入剤ですが、これらは脳や神経に直接作用する薬です。抗うつ薬の仕組みを検索すると出てきますが、本来体内で消えていってしまうセロトニンを消さないようにして、セロトニンの量をキープするという、わけのわからん薬です。
そんな不自然を体に強いる薬なので、どうしても副作用が出てきます。
僕の場合は、健忘・性欲低下・意欲低下・悪夢、でした。これらと2年3ヶ月付き合いました。
また、完全に因果関係は証明されてはいませんが、不妊にもつながると言われています。
「また辛かったエピソードかよ」と言われそうですが、僕の精子は抗うつ薬の影響か、ものすごく弱く、自然妊娠の可能性は限りなくゼロとお医者さんに言われました。今、娘がいますが、不妊治療の結果に会えた子供です。ここもいくらでも書けるのですが、主旨からそれますので割愛します。もし不妊で悩んでいる方がいらっしゃればTwitterでDMをください。経験レベルですが、お話できることはいくらかあるはずです。
※また苦労話っぽい要素が出てきてしまったので何度も書きますが、同情が欲しいとか感情移入して欲しいとかでは一切ないです。事実を書いているのみです。こういうリスクがある、という話です。色々ありましたが、僕は自分の人生に満足しています。
断薬するまでの離脱症状がキツい
前回の記事でも書きましたが、僕の場合は断薬が最もキツかったです。
目眩・耳鳴り・手足の反射・動悸・悪心・悪夢、これらと1年6ヶ月付き合いました。
どれがキツいというのは言えなくて、全部キツいです。美容室で髪を切っている時に急に動悸や悪心がきて、でも表には出せないので気が狂いそうになったこともあります。2,3日離脱症状が出てこなくて安心していたところに、一気に揺り戻しがきて絶望したこともあります。
厳密にいうと、離脱症状自体のキツさもさることながら、日常生活を送りながらこれらの症状と付き合っていくことがしんどかったです。
(一部の)保険・ローンに入れなくなったり、入れても割高になる
ここも非常に重要だと思っています。もちろん命や健康より大事なものはありませんが、生きていく中でその他のことももちろん大事です。
社会的なうつの定義は「心療内科を受診し、抗うつ薬を飲みだした瞬間」から「うつ」になります。
社会的な定義では、あなたがどれだけしんどいかということは一切関係ありません。受診・治療しているという事実が基準です。
社会的な意味でうつになるとどうなるか、「各種保険(場合によっては保険を伴うローンも)に対して告知義務が発生」します。そして、通常の保険には入れなくなります。
残酷な事実ですが、うつ病患者は保険会社にとってリスクのある存在です。うつである以上、入れない保険が山程あります。理由は明白で、自死の可能性が上がる→保険会社にとって保険金を支払う可能性の高い人間、であるからです。
告知しないという手段もありますが、何かしらの形でバレてしまった場合、告知義務違反にあたりますので賢明ではありません。
各保険の内容にも異なりますが、5年以内の疾病歴の告知が義務付けられている場合が多いので、このことも頭に入れておくとよいと思います。
ただ、完全に手詰まりというわけではなく、割高ですが入れる保険やローンもありますので、この点もお忘れなく。
余談)僕の場合は当時入っていた某大手日系企業の生命保険が終了になりました。ルールですのでそれ自体はまだよかったのですが、菓子折りを持ってきて解約を詫びつつも、別の個人年金をなぜかこちらの情に訴えながらすぐさま提案された時はさすがに怒りました。保険セールスの給与制度の仕組みは知っているので、担当の人には悪いことをしたなと思っていたのですが、さすがにそれはないだろうと。人生でも数少ない腸煮えくり返る出来事でした。
完治証明ができない
これもうつの厄介なところの一つです。ただ、そこまで大きな問題ではありません。
ひょっとしたら他の病院やお医者さんだと証明書を出せるのかもしれませんが、僕は明確に「うつ病の完治証明書は書けません」と言われました。
そういう意味では医学的にはうつは治らない病気になります。科学的な証明がされないままに受診と治療の開始が基準で患者となり、いくら健康的に生活を送っていても「完治した」と証明されないのがうつという病気です。
なんじゃそりゃ。
僕は自分で治ったと思えたらそれで完治でいいと思っていますし、さらに言うならば、前項に従って最終通院から5年が経てば、社会的にも完治したと胸をはっていいと思っています。
デメリットまとめ
ここまで述べてきたように、比較的早い段階で職場復帰できた僕の場合でも、断薬まで入れると2年3ヶ月と治療に長い時間がかかりますし、社会的に治るまでさらに5年、都合7年以上この病気と付き合うことになります。
かなり長くないですか?そして、色々めちゃくちゃ面倒じゃないですか?
僕が言いたいのは、
「こんなめんどくさくてしんどいことになる前に、どうか予防してください」
ということです。と、同時にこちらも伝えておきたいです。
「死にたいくらい辛い段階までいっているならば、めんどくさくてしんどいこともあるけど前向きに病院で治す道を選びましょう。ちゃんと治ります」
最終的に通院するかどうかの判断はご自身でするしかありません。このあとお伝えすることを2週間くらい続けてみて、それでもキツかったら素直に受診しましょう。薬の力を借りて正しく対応するばきっと治せるはずです。
余談)僕の場合、メリットも少しだけありました。家族のありがたさや僕が不在の間に仕事をフォローしてくれて、文句も言わずに復帰を歓迎してくれた同僚がいたので、改めて自分の環境が恵まれていることを知れました。あと、今は精神的にめちゃくちゃタフになっています。いい意味でかなり適当&楽観主義でとてもシンプルな生き方になっています。大抵のことはなんとかなるわなと思えました。でも、わざわざうつになってでも得るメリットではありません。うつはデメリットの方が圧倒的に大きいです。
うつの予防・対策方法
それではここからはうつにならないために予防兼治療方法をお伝えしていきます。といっても前回の記事を読んで頂いた方はもう分かるはずです。
めっちゃくちゃシンプルです。
朝起きて、夜寝よう
今、あらゆる活動が自宅もしくは近所という狭い範囲に限定されています。さらに各個人に行動の裁量が広がっていて、通常のタイムスケジュールが壊れてしまっている人が多いと思います。
夜ふかししてませんか?
朝、寝すぎていませんか?
生活リズムの乱れは間違いなくうつへの第一歩になります。これ、気持ちの問題ではないです。生活リズムが崩れると自律神経が崩れます。セロトニンが出づらくなります。すなわち、うつへ向かいます。
逆を言えば、ここさえクリアできれば一気にうつのリスクは減ります。
こういうタイミングなのでゲームをやっている方もいると思います。全然いいと思います。僕もゲーム大好きです。でも、徹夜はやめましょう。
無理なく、遅くても10時くらいには起きれる時間に寝ましょう。
外に出て散歩しましょう
今、一日中家の中で過ごしている人も多いのはないでしょうか?
1日1回は15分でもいいので、昼間に外にでて日光を浴びましょう。
体内時計のリセットにもなりますし、日光はセロトニンの分泌を促進すると言われています。
ハードな運動は必要ないです。とにかく日光浴びて散歩です。出来れば毎日なんとなく時間を決めて外に出るのがオススメです。
難しい人もいるかもしれませんが、14時くらいまでには散歩しましょう。
3食ちゃんと食べましょう
朝、昼、晩、なるべく決まった時間にご飯を食べましょう。
厳密に決めなくてもいいと思いますが、朝は9時まで、昼は13時まで、夜は19時くらいまでに食べられるといいと思います。
良くないのは遅い時間に食べることで睡眠が後ろ倒しになったり、回数が極端に減ることです。
お風呂に入ろう
もはや言うまでもないのですが、それでもお風呂入る頻度減らしている人、いるんじゃないでしょうか?
お風呂、毎日入りましょう。湯船を張れればもちろんいいですが、シャワーでもいいです。入りましょう。
人とコミュニケーションを取りましょう
電話・LINE・SNS・ゲームのチャット、なんでもいいです。コミュニケーションを取りましょう。
口頭でも文面でも誰ともコミュニケーションを取らない日を作るのはやめて、なるべく人と会話をしましょう。
僕も一人の時間は大好きですし、一人が好きな人もいると思います。でも、どんなに少なくても2日に1回は人とコミュニケーションを取ったほうがいいです。
たとえば僕のTwitterに適当にリプを送ってくれても大丈夫です。適当に返しますが、それでも意味はあります。
予防・対策まとめ
どうですか?簡単だったと思います。ぜひやってみてください。
でも、今はこの簡単なことが出来なくなりやすい状況です。
がーっと寝て、夕方起きて、風呂も入らずお菓子で食事を済ませ、ゲームして、また明け方に寝て。脅すわけではありませんが、本当にうつになります。少なくとも近づきます。くれぐれも気をつけましょう。
特にパチンコ・スロットをしている方。僕自身もスロッターなので率直に言いますが、ギャンブルをする人はうつになりやすいです。
極論ではなく、実際にそういう傾向があります。ご自身でも気づかれているとは思いますが、ギャンブルは脳への刺激が強烈です。ギャンブルをやらない人より明らかに脳がちょっとおかしくなっています。ギャンブルや読んでいる方を批判しているわけではありませんので、事実として認識しておいていただけると嬉しいです。
仕事でしんどい人へ
もうひとつ、お話させてください。仕事でしんどくなっている方へ。
あくまで僕の経験則からしかお話できないのですが、ぜひ周りの人に頼ってください。
一人で案件やトラブルを抱え込んでしまうと何もいいことはありません。ご自身でもそのことを十分理解できていると思います。そして、理解しているけど出来ないことも、すごく分かります。
それでも頼ってください。今の時代はそれこそ僕が病気になった時よりも労務管理は全国的に厳しくなっているので、各管理職の方もリテラシーが向上しているはずです。
率直に、「○○で困っている」「物理的に回せない」「体調を崩してきている」と伝えるようにしてください。
あなたの職場が健全であれば、想像している以上にスムーズに上司や同僚が対応してくれるはずです。
それでも改善されない場合。
仲間を見つけて職場を変えていきましょう。
あなただけ苦しいのではなく、同じようにしんどい方もいらっしゃるはずです。仲間を作って、理路整然とクールに経営陣や人事と戦いましょう。本来であれば、企業は全員が同じ事業領域で一緒にお金儲けをする仲間であるはずです。問題点を洗い出し、生産効率を高めて自己防衛もしましょう。
きっと今仕事でしんどい人は必死にめちゃくちゃ頑張ってる人なので、課題を見つける力や担当業務のスキルが高い方が多いはずです。
それでも変えられなさそうな場合、
その仕事辞めませんか…?
今の時代、こういうアラームを鳴らして対応されない職場は時代錯誤もいいところで、遅かれ早かれ企業や組織自体の成長も望めないと思います。それでもなお、という気持ちもあると思いますので、強力に勧めるわけではありませんが、頑張れるあなたにはきっともっと良い道があるはずです。
頼る→変える→辞める、などご自身の状況に応じて、今はしんどいですが、もしもう一踏ん張りできるなら、診療を受ける前に何かしらのアクションを起こしてみていいと思います。
仕事でしんどそうな人が身近にいる方へ
ほんとにちょっとだけでいいです。しんどそうな人、明らかに他の人より業務が多い人には、「大丈夫?」と声をかけてください。
多分、その方は「大丈夫」と答えるはずです。
その上で代わりにやれる仕事を聞いて、ほんのちょっとでもいいので代わりにやってあげてください。
そうすることで、ほんとに仕事がキツくなってきた時に、「○○さんならお願いできるかもor相談できるかも」という選択肢が生まれます。これがあるとないとでは大違いです。
声掛け+ちょっとだけ実務手伝う、これを本当にお願いしたいです。これは優しさだけではなく、同じ職場で働くあなた自身のためでもありますので。
最後に
というわけで自己紹介から始まり、長々とお伝えしてきましたが、要は、
今自分も周りもめっちゃ病みやすいから、面倒なことになる前に対応しよう
というお話でした。なんと最後は一行で済んでしまいました。
ほんの少しでも伝われば幸いです。スロブログにも関わらず、関係の無い話題で3記事もアップしてしまいまして失礼いたしました。
ほんと、気をつけましょうね。こんな時こそ、無理せず、自分を大事にしていきましょう。
次回からは通常運営に戻ります!お付き合いいただきありがとうございました。
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